木工事1

2004/8/17 大引・束の設置
木工事は、創幸建設(有)さんです。

鋼製の大引に束を取り付けられていました。
鋼製は、木に比べて強度がある上、湿気による伸縮がないそうです。
でも、床パネルは木なので、伸縮します。その為、束で調整ができるそうです。
取付終わった束は全部この状態で上に向いていたので、この上に床パネルがくるのかと「安定しなさそう。こんな細いので大丈夫?」って不思議に思いました。
「ハハハ・・・、これは取り付けるために逆さにしてるだけよ。」って大工さんに呆れられた私です。だって、全部束が上だったんだもん、ちょっとでも下にしたのがあれば、私でも解ったのに〜(´・ω・`)ショボーン

★ワンポイントレッスン
床がギシギシと音がするときも、だいたいこの束のボルトが弛んでいるそうです。
今、床がギシギシしているあなた、ここを締め直してみましょう!!



床パネルが隅で出番を待っていました。
1Fの天井部分ですが、皆さんここを見られるたびに「すごい鉄骨ですね。」って言われます。他を知らない私は、こんなもんだと思っていたのですが、今日創幸建設の社長さんと雑談しているときに、いきなり気づきました。これって、2Fのファミリールームの補強だったんです。サンドバックとベンチプレスを置くので、その為にたくさんの鉄骨を使われていたのですね。
設計のK氏が私達の話を聞いた時点で最初からこのように計画されていたのでしょうが、言った本人は忘れていたんです。大ボケの施主を誤魔化さないでちゃんと補強して頂いてありがとうございます。
8/18 床パネルの設置
昨日は全てが上を向いていた束が、今日は全部下に向けられて土間に接着剤で固定されて、釘を打ち付けられていました。
「土間に釘を打つのですか?」って聞くと、「そこにある銃で撃つからすぐよ。」って簡単そうに答えられました。

これが釘打ち機「トラックファースト」です。
たぶん、これが銃に込める弾(釘)です。
床パネルには工場で断熱材がはめ込んであります。
このパネルを、鉄骨に重なる位置をカットして並べられていました。
基礎と土間コンの間にはシロアリ用の薬剤が塗布されていました。 
この薬剤は固まりにくいそうで、「渇きにくいから踏まないでね。」って注意されましたが、既にそこでご臨終の虫を見つけてしまいました ( -.-)zzZ南無阿弥陀仏
8/19 ベニヤ板の貼り付け
床パネルが全部敷かれていました。
その上に、きっちりとカットされたベニヤ板(4o)が接着剤で貼り付けられ釘打ちされていました。床パネルだけだと境目の影響がどうしても出てくるので、フローリングの下に捨て張りされるそうです。

この作業台の上でベニヤ板をカットして、青い籠の中にある接着剤で貼り付けられていました。
和室部分の床パネルは、境目が黒いビニールテープでとめられていました。ここは畳を敷くので、捨て張りのベニヤ板は必要ないそうです。

奥の角がお風呂場です。ユニットバスが入るため、今は荷物置き場になっているようです。
簡易梯子がついていました。簡易と言っても手摺まで付いている立派な物です。

スリッパも置いてあったので、それを履いて2階に上がってみました。
捨て張り用のベニヤ板が積まれていました。2階は、遮音性も考え9oだそうです。
今日は台風15号の影響で、この辺りは暴風域に入っています。2階のファミリールームはまだ窓が入っておらず、シートで覆ってあるだけなので、暴風に煽られていました。  
8/20 2F床パネルの固定
2Fの床パネルは置いてあるだけなので、それを鉄骨に金物で固定されていました。
昨日されていた1F床パネルへのベニヤ板の貼り付けは終わり、半透明の養生シートで覆われていました。
8/21 2F床の捨て張り
昨日の金物作業は終わって、2階の9oベニヤ板の捨て張りに移行していました。
今日はなっちゃんも一緒に行って2階に上がったのですが、高所恐怖症の彼女は簡易梯子が怖いらしく、降りるときに苦労していましたΣ(゚皿゚) ガビーン
ファミリールームの3枚窓が付いていました。
子供部屋です。
なっちゃんが、「ここの天井低くない?」って聞きます。確かに下がり天井で、低いんです。
気づかれてしまった"(*>ω<)o"クーーッ
8/22 立ち会い
この写真では良く解りませんが、断熱材に破れているところがあったらしいです。
が、既に補修済みでした。
これまた写真では解りづらいのですが、屋根の角材に黒い汚れが・・・、まさかカビ?
違いました。
屋根の表面に防水塗料を塗っているのですが、資材を積み重ねて待機しているときに、それが付いたりするそうで、全く問題ないそうです。
2階天井部分の周囲には写真の様なシートがまわっていました。
屋根瓦がまだ上がっていないから防水のためかと勝手に思っていたら、違いました。
2階の天井には断熱材としてセルローズファイバーが吹き付けられます。シート状の断熱材だと、大工さんの技量による差とその継ぎ目部分に問題がありますが、吹きつけ断熱だと均一に断熱効果が保たれる為だそうです。ですが、軒先から外気が入ると風で舞ってしまったり、反対に外に出て行くおそれもあるので、このシートが付けられているそうです。
我が家は2階のファミリールームのこの部分に、小屋裏収納っぽいものを作ってもらうことにしています。4畳位のスペースにベニヤを貼るだけで天井も仕切もいりませんとお願いしていますが、この断熱材が舞い上がったりしないかが心配です。
ちなみに、吸い込んでも人体に影響はないそうです。
8/23 吊り天井、給排水工事
1Fの鉄骨に吊り天井が取り付けられていました。鉄骨から専用金具で吊り下げられています。
この上にロックウールが乗り、下には石膏ボードが張られます。
断熱材が乗っている部分とそうでない部分の違いが解ります。
この金具で鉄骨と格子の両方に引っかけて締めていきます。
上を向いた作業なのでしんどそうでした。
昨日はなにもなかった場所に、格子天井、断熱材等々色々な物が搬入されていました。
工事の状況を見て、その都度運ばれるそうですが、待機している倉庫ってどんな状況なのかちょっと興味がわきました。保管も上手にしないと、目当ての物が出てきませんよね。
給排水ホースが取り付けられていました。
青色が水で、赤色がお湯のホースだそうです。
1F天井を青色のホースが這っていました。これって、主人のベランダ露天風呂構想用のホースだと思われます。しかし、今のところ赤色のホースが見あたりません。主人はお湯も出ると言っていましたが、もしかすると水風呂かも( ´艸`)フフッ
ここは、リビングのエアコンを付ける予定の所です。
当初、エアコンはダイニングに容量の大きな物を1台のみの予定で、冬場はそれに今使っている石油ファンヒーターを使おうと話していました。が、昨日の朝灯油の置き場所を相談していて、物置をもう一つとか、土間にとか、色々考えた結果、壊れやすいファンヒーターより、エアコンをもう一台付けてそれに替えようって事で落ち着きました。
それを、午後の打ち合わせの時にK氏にお願いしたら、今日はもう隠蔽配管工事をされていました。天井が出来上がる前でないと無理だったそうで、ギリギリで間に合いました。
セーフ!!_(゚▽゚*)_))((_(*゚▽゚)_セーフ!!  
8/24 吊り天井、給排水工事、電気工事
2Fの吊り天井も取付が終わっていました。
1Fも2Fも電気配線のコードだらけでした。

電気工事は、(有)若津電工さんです。
コードにはそれぞれに、どこの照明の配線か全て書かれてあるし、コードをまとめているBOXにまで主人の名前が書かれていました。
間違い防止の為に、色々な配慮がされています。
電気工事の時には断熱材を切って通すって言われていましたが、確かにその通りの場面を発見しました。
(株)日建管工さんが、「こっちも写真撮って。」って言われるので、お言葉に甘えて床下点検口を覗いてみました。給排水パイプがここに集まっていました。
それぞれのホースの行き先がラベルによって解ります。こんな風にされていると修理の時も安心ですね。
VAC(24時間換気)システムの本体と、配管です。
こんな大きな物だったんですね〜。どこに設置されるのでしょうか?
8/25 カラーフロア
すでに、1Fの半分以上が貼り終えられていました。その上に、養生シートが貼られているので、よく解りませんが、色はウォルナットです。
今、このように濃い色は流行らないみたいで、積水ハウスさんで打ち合わせしていたときは、廃盤になってしまっており、特注扱いでした。ダイワハウスさんではまだ生き残っていて助かりました。
1F天井は、ベランダ部分とそうでない部分の断熱材が違います。
ベランダ部分の1F天井はALCのすぐ下になるので110oのグラスウールで、それ以外の部分は55oのロックウールです。
8/26 2Fカラーフロア
床パネルの上の捨て張りにカラーフロアを貼り、その上に養生のためのベニヤ板を置きシートで保護しています。
階段横は釘が使えないので、カラーフロアが下地にくっつくまで赤いネジみたいなので締めて接着剤が渇くのを待ってられるそうです。
2F天井の据え付け金具は、1Fと違うもので木枠に打ち付けてありました。
VAC(24時間換気)システムの本体が、2Fの天井に据え付けてありました。
吸排気ダクトが2F洗面所まで延びてましたが、1Fには見あたりませんでした。
VAC(24時間換気)システムって2Fのみ?
1Fの完成したフローリングです。
養生シートの間のカラーフロアが見えてる部分に間仕切りがきます。
8/27 1F天井
1F天井に石膏ボードが貼られていました。
9.5mm厚の石膏ボードを2重に貼られるそうです。2層目を貼るときには合わせ目をずらす事によって、耐火強度が上がるそうです。
ALC板(バルコニー)の下の天井は、 12.5mmのボードに9.5mmボードの2層になるそうです。
2F天井と壁は、全て12.5mmボードになります。
石膏ボードに、「燃えない建材 準不燃タイガーボード」って印刷してありました。
見えます?
←・・・・・・(・ω・。) ジーッ
1階も2階も石膏ボードで山積みでした。ボードには番号が振ってあって、色々なサイズにカットされていました。現場で、できるだけ端材を出さないように設計図通りに工場でカットされてくるそうで、それを番号順に貼っていかれるそうです。  
あちらこちらの養生シートとかに、数字が書き込んでありました。
これはコンセントの位置が床から25pって意味ですかね?
測ってこなかったので解らないのですが、OKって意味かしら?
それとも間違っているって事かしら?
子供部屋のエアコンのコンセントの位置が正しい場所に付け替えられていました。
でも、ここは下がり天井で一番低い場所なので、エアコンを設置して効くものかどうか悩むところでしたが、やはり正面からの外観を優先してしまいました。
石膏ボード用のビスの箱の上にこんな看板を見つけました。
隣りにスリッパがたくさん用意されていました。
でも、職人さんは皆自前の上履きを履かれているので、誰に訴えているのでしょう?
もしかして、私(・_・?)
8/28 1F天井
1F天井に2枚目の石膏ボードが貼られていました。
9.5mm厚の石膏ボードを2重に貼られるので、合計19o厚です。
遮音性も向上するそうです。



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