床暖房の修理


寒くなってからは、キッチンに床暖房を入れて過ごしていました。
最初は順調に作動していたのですが、極端に寒くなってきたためか、エラーメッセージが出るようになりました。
原因は、床暖房の温度センサーの位置にありました。
タイルの境界に貼り付けているようなので、正確な温度を測れず、いつまでたっても設定温度(このメーカーの場合は27度)に上がらない場合
事故防止の為エラーメッセージが出て、運転停止となるそうです。
最初は、追加のセンサーを正常な位置に取り付けて、以前の物を無効にする事で完了しましたが、
発熱フィルムに直接タイルを貼っている施工の為、タイルの冷たさで熱を取られセンサーの感知温度が上がりにくいので、
ベニヤ板で発熱フィルムを挟む施工にやり直される事になりました(フィルムに傷もあったそうです)。

余談ですが、
我が家がオール電化にした理由に、床暖房を電気にする為というのがありました。
床暖房の説明を受けたときに、電気はパネル毎の施工なので、故障した場合、そのパネルだけの交換が可能なので安上がり、
逆にガスだと全部取り替えないといけないので費用が嵩むと聞いたからです。
それが、今回の修理時、発熱フィルムに直接タイルを貼っているので、全部取り替えなきゃいけないとの事、
ベニヤ板に挟む事で、今後は部分修理ができるのかと思って納得していました。
それが、工事の過程を拝見していて、発熱フィルムが1枚の薄いシートだと判明、
「これのどこを部分的に交換できるのよ?」と聞くと、工務店さんも電気屋さんも現場監督さんも、
皆揃って「無理です。」と答えられます。
以前の電気式の床暖房はパネル式だったけど、でも故障した場合、どの箇所が故障しているかが解らないので全部取り替えるそうですし、
最近のガス式はパネルになったけど、床下の配管で温水がもれている箇所が故障していると解った場合は
稀にそこだけ交換もできるかもしれないけど、やはり全部取り替える事の方が多いそうです。
と言うことは、故障した場合の修理費が安いと言う話はどこから来たんでしょうか?
皆さんに伺った感じでは、ガスより電気の方が施工が簡単らしいのでそこから来たんでしょうかね〜?
メーカーさんも来られたので聞いたところ、「この発熱フィルムになって故障はない。」そうです。
実際、今回の故障も本体じゃなくて、施工上の問題だったので、それを聞いて少し安心しました。

2005/03/14
タイルを剥がす前です。
キッチンを養生シートで囲い、タイルを剥がす作業が始まりました。
「タイルが綺麗に剥がれたら貰っておいてね。」って主人に言われていたのですが、残念なことに粉々です。
タイルの下に、発熱フィルム、ベニヤ板4o×2枚を剥がす作業です。
代わりのタイルと接着剤です。
新しい発熱フィルムです。
この上の白っぽいのがセンサーです。
先日取り替えたばかりなのに、又新しいのを付けるなんて、貧乏主婦にとってはとっても悲しい出来事です(費用はメーカー持ちだとしてもです)。
4oのベニヤ板2枚に発熱フィルムを挟まれた後です。
これが使用後の発熱フィルムです。
工務店さんと電気屋さんが、私が写真を撮るため持って下さいました。
ドモo(´ω`o)(o´ω`)oドモ
3/15
タイルの位置決めに、地墨を付けられました。
専用の接着剤でタイルを貼られました。
乾きが遅いようで、目地は時間をおいてされました。
目地は、土間用のセメント系と違って樹脂系だそうです。
スポンジで不要な汚れを取り除いて仕上がりです。
塗っているときの目地は、青っぽい様な紫系でしたが、渇くと黒くなりました。

ちなみに、我が家の床暖房は、ジェイ・ビー・エイチ株式会社(J.B.H.)製
遠赤外線フィルム床暖房 MY・DANDAYW(マイダンディW)です。




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