death valley  (3/17/1990〜3/17/1990)

週末を利用して、デスバレー国定記念物に行ってきました。
西半球で最も低い土地であり、また暑いところとしても有名なデスバレーは、カリフォルニアとネバダにまたがっています。
谷の中心部の標高は、海抜マイナス86m、真夏には気温50℃を超えることもあるそうです。おまけに年間降水量がわずか50oたらずという、まさに灼熱の谷です。
そしてまた谷のすぐ隣では、3000mを超える山の峰に雪が光っているという光景も凄いです。

3月17日 デスバレー国定記念物
Devil’s Golf Course
白く結晶した塩と泥が一面に広がっています。とがった塩の結晶が色の濃淡をつくり、白い塩のプールも所々に見える不思議な風景です。
Bad Water
西半球の最低地点で、海抜はマイナス85.2m。
(でも本当は、これより北西に6qほどのところにマイナス85.9mが最低地点らしいです。)
かつての塩水湖の湖底です。
デスバレーで砂遊びなんて、なかなかできないですよね〜。
Sand Dunes
刻々と変わる風紋、流れるような砂の丘の連なりーそれらが夕陽に映えて、光と影のコントラストをつくりあげます。
3月18日 スコッティの城
Scott’s Castle
デスバレーの北の端に建つ、超豪華な館。
砂漠の中に建つこの城は、保険業界の大金持ち、アルバート・ジョンソンの別荘です。中に一歩入ると、贅の限りをつくした内装に驚かされます。岩の噴水のあるホール、スペイン製品でまとめた部屋、イタリアの部屋、ロシアの部屋。音楽室は2室もあり、自動ピアノが置かれています。暖炉とバスルームは14ずつあります。
ところで、この城の名前になっているスコットは誰か?
シンシナティ生まれの元ウエスタン・ショーのスター、大陸横断新記録の特別列車を走らせた男、金鉱の試掘屋、目立ちたがりで山師・・・・ウォルター・スコット。ジョンソンは、スコットの金鉱への影の投資家だったそうです。スコットがいつもこの城が自分のものであるように吹聴した為、一般にそう信じられるようになったんだそうです。
暑いので、アイスクリームで一息入れています。
3月18日 ウォーカーレイク
デスバレーからの帰り道、95号線沿いにある Walker Lake で一休み。
アメリカはとっても広く、あちこちに綺麗な湖がたくさんあります。

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