yellow stone n.p., devils tower n.m., mount rushmore n.m., rushumore cave,
rocky mountain n.p., dinosaur n.m., salt lake city
  (8/17/1991〜8/25/1991)

夏休みに、国立公園、国定記念物をドライブしてきました。
イエローストーンはとても広いので一度では見きれませんが、場所を変えて2泊しました。
アメリカの国立公園・国定記念物等はどこでも、車1台5ドルで入園できますし、とっても広いので見所満載です。我が家は毎年年間パスを購入して楽しみました。
年間を通さなくても、一度に何カ所も行かれる方はそちらをお求めになられた方がお得かもしれません。
当時はアメリカはネバダ州のリノ市に住んでいたので、そこからの長距離ドライブになりました。ルートと所要日数を記載しましたので、参考にしてください。

初日はリノからアイダホホールズまで1200q弱、半日がかりのドライブのみです。
2日目アイダホホールズからイエローストーン国立公園に入り宿泊。
3日目場所を替えてイエローストーン国立公園宿泊。
4日目シェリダンに宿泊。
5日目デビルスタワー、マウントラッシュモアを経由してラピッドシティーに宿泊。
6日目ラッシュモアケーブを観光後、シェイニーに宿泊。
7日目ロッキーマウンテンを経由してクレイグ宿泊。
8日目ダイナソアを経由してソルトレークシティーに宿泊。
9日目ソルトレークシティーからリノまで830q、8時間のドライブです。


が宿泊場所、が公園です。クリックするとそちらにとびます。
アイダホホールズ オールド・フェイスフル マンモス・ホットスプリングス イエローストーン国立公園 シェリダン デビルスタワー国定記念物 マウントラッシュモア国定記念物 ラピッド・シティー ロッキーマウンテン国立公園 クレイグ ダイナソア国定記念物 ソルト・レーク・シティー リノ シェイニー
8月17日 リノ〜アイダホホールズ
車での移動は、なつ・めぐにとってはあまり居心地の良いものではありません。
途中何度か遊びのための休憩も必要です。
ようやく本日の宿泊地、アイダホホールズに到着です。
ホテルのベットは、格好の遊び場所です。
8月18日 アイダホホールズ〜イエローストーン国立公園
アメリカ大陸の背骨、長大なロッキー山脈のなかほどに、非常に火山活動が活発な地域があります。そこは300もの間欠泉やカラフルな温泉プール、石灰のテラスなどの熱水現象が見られ、周囲には黄色い大渓谷、滝、湿原、湖、それらをとりまく広大な原生林と野生生物などの豊かな自然が広がっています。
これらの貴重な景観をそのままの姿で残したいという画期的なアイデアが実現し、1872年、世界で初めての国立公園イエローストーンが誕生しました。広さは四国の約半分、そのほとんどはワイオミング州に含まれ、モンタナ州、アイダホ州にまで広がっています。
今回我が家は5通りある入園ルートのうち、西ゲートから入りました。
イエローストーン渓谷を経由して、タワー滝に行きました。
イエローストーン・レイクから流れ出るイエローストーン・リバーはハイデン・バレーの豊かな草原を下り、再び流れを早めて渓谷に入ると、まず最初の瀑布、落差33mのアッパー滝となって落ちます。
さらに下ると、落差94mのロウアー滝となります。
滝の両側には硫黄分を含んだ黄色い絶壁が深さ400m、長さ28qにもわたって延々と続きます。
そのトレイルの一つに挑戦しました。
行きはよいよい下り坂で、バンビに遭ったりしてめぐちゃんも大喜びでした。
下りて見る滝の迫力はかなりのものです。
が、帰りの上り坂で泣きを見たのは言うまでもありません。
この日は、タワー・ルーズベルト・ビレッジにある、ルーズベルト・ロッジに泊まりました。
8月19日 タワー・ルーズベルト〜マンモス・ホットスプリングス〜オールド・フェイスフル
マンモス・ホットスプリングスまでの道のりもかなりの渓谷で、見所一杯です。
滝もたくさんあります。
テラス・マウンテン
地底深くから噴き上げられた温泉に含まれる石灰分が蓄積され、幾重にも重なって巨大なデコレーション・ケーキ状の温泉段丘が作られていました。これが有名なテラス・マウンテンです。頂上からは今も温泉が休むことなく流れ落ち、自然の造形が続けられています。毎日2トン以上の石灰が運び上げられるため、1週間も経てば形が変わるそうです。
温泉段丘には、ミネルバ、ジュピター、クレオパトラなどと優雅な名前が付けられています。
もちろんトレイルを歩きましたが、どれがミネルバかジュピターかさっぱり解りません。
家族写真が1枚ありました。
誰に撮って頂いたのでしょうか?
オールド・フェイスフル・インに泊まりました。
8月20日 オールド・フェイスフル〜シェリダン
オールド・フェイスフル・ガイザーの前にあり、ガイザーとともにイエローストーンの象徴的な存在です。
1904年に完成した世界最大のログキャビン風ホテルで、吹き抜けのロビーと暖炉が古き良き開拓時代を思い起こさせます。
好立地に泊まったので、オールド・フェイスフル・ガイザーを見に行くのも楽でした。
オールド・フェイスフル・ガイザー(Old Faithful Geyser)
約65分おきに4万リットルの熱水を40〜60mの高さに噴き上げます。
Faithful-忠実な、という名前のとおり、この100年間ほとんど一定の噴出時間、間隔、高さを保っています。噴出予定時刻はロッジのロビーやビジターセンターなどに掲示されています。

トレイルを歩いた後にも見ました。
何度見たでしょうか?
トレイルを歩いている途中も、遙か彼方から見えるポイントがありました。
普通に、バイスンが草を食べているところに遭遇します。
トレイルにはたくさんのガイザーがあるので覚え切れません。
たぶん、これが朝顔プールって言う名前の温泉だったと思います。
トレイルを走り回るのは大好きなめぐちゃんですが・・・・。
そろそろ歩き疲れちゃいました。
イエローストーンレイクを経由して、
イエローストーンリバーを北上、本日の宿泊地シェリダンへ。

1992年のイエローストーン国立公園 
8月21日 シェリダン〜デビルスタワー〜マウント・ラッシュモア〜ラピッド・シティー
デビルスタワー国定記念物
1906年、アメリカで最初の国定記念物に指定されたデビルスタワーは、ワイオミングの北東にあります。スピルバーグ監督の「未知との遭遇」のファーストシーンで、円盤が舞い降りたのがここです。
広大なプレーリーの中に忽然と現れる、高さ264mの岩のタワー。
その周りでは、プレーリードックを始め色々な動物に遭うこともできます。
−キオワ族とシャイアン族の伝説より−
ずうっと昔のおはなし。あるとき、とてもとても大きな熊がインディアンの村を襲いました。驚いた村人達は、大あわてで1枚の平らな背の低い岩の上に乗り、魔法を使ってその岩を熊の手の届かない高さまでぐんぐん持ち上げてしまいました。熊はくやしがって一生懸命よじ登ろうとしましたがダメでした。そして、とうとうインディアンは熊を殺すことができました。
現在、タワーに残っている大きな縦の溝は、熊がひっかいた爪痕なのです。
タワーのまわりには1周2qの平坦なトレイルがつけられています。
まばらな林が続いており、ゴジュウカラやキツツキ、フクロウなどの鳥や、鹿、アライグマ、ヤマアラシなどが棲んでいるそうです。
木陰はあるものの、炎天下の2qはめぐちゃんにはかなりきつそうでした。
デビルスタワーが初めてクライマーに征服されたのは1893年の7月4日。
現在、デビルスタワーには80もの登攀ルートがあり、年間1000人ものクライマーが垂直の壁に挑んでいます。
私達が行ったときも2〜3のグループがチャレンジしていました。

それに触発されためぐちゃん。小さな岩山をアタック中です。→
タワーから少し離れるとプレーリーが広がっています。
ところどころに土が盛り上がっているのは、プレーリードックの巣穴です。あたらこちらの穴からピョコン、ピョコンと頭をのぞかせ、走り回る姿は何とも愛らしく、しばらく見学していました。
Mount Rushmore from Iron Mt. Road
こんな険しい道を走ってマウントラッシュモアへ到着。
マウント・ラッシュモア国定記念物
4人の大統領の顔が岩山に刻まれたマウント・ラッシュモアは、サウスダコタ州随一(唯一)の観光名所です。
観光に縁の無かったこの州に何かひとつ”呼び物”を作ろうと言うことで生まれたものです。ひとつのサイズが18mという巨大な顔は、左からワシントン、ジェファーソン、ルーズベルト、リンカーンです。ボーグラムという彫刻家の親子が約14年がかりで制作しました。
展望台に立ってじっくりと拝見。展望台に備え付けの双眼鏡があるので、それをのぞきこむと瞳の中まで良くみえておもしろいですよ。
ここはどこでしょうか?
ドライブ中にご機嫌のなっちゃんです。
本日ラピッド・シティー宿泊。
8月22日 ラピッド・シティー〜ラッシュモアケーブ〜シェイニー
ラッシュモアケーブ(ケーブの中は真っ暗な為、写真はありません)を観光後、本日シェイニーに宿泊
8月23日 シェイニー〜ロッキーマウンテン〜クレイグ
ロッキーマウンテン国立公園
面積は1067平方q、園内には4000m以上のピークが14、3500m以上のピークは72を数えます。まさに山岳公園とよぶのにピッタリの所です。谷に点在する湖水や湿原、動物たちをはぐくむ豊かな森、渓谷、そして氷河とツンドラ、公園の景観は実に変化に富んでいます。
ロッキーマウンテンへのおもなゲートシティーのエステスパークで、しばし休憩しました。
公園には、小川が流れていてめぐちゃんの格好の水遊び場となりました。
この広大なドライブウェイを走り抜けました。
時々ビューポイントで停まっては休憩、時々散歩です。
デンバーまで3時間の距離にいながら、今回はパスしました。
本日クレイグ泊。
8月24日 クレイグ〜ダイナソア〜ソルト・レーク・シティー
ダイナソア=恐竜というスゴイ名前のナショナルモニュメントがユタ&コロラドの州境にある。ここは世界で最も多く恐竜の化石が発見された場所で、その数なんと1000以上!今でも発掘作業は続いており、そのようすが見学できます。
恐竜大好きの主人の一押しの国定記念物です。
寂れた街には、恐竜の公園もあり、そこのギフトショップで、色々な恐竜のフィギィアが入ったポーチも買いました。
何故かこれがめぐちゃんのお気に入りになりました。
その後ソルト・レーク・シティーまでドライブ。
何かと言うと、ソルト・レーク・シティーを旅程に加えるのは、ここにはおいしい日本食屋さんがあるからです。
1年に1度は行っていたのですが、最後の時には無くなっていました。"(*>ω<)o"クーーッ
8月25日 ソルト・レーク・シティー〜リノ
清潔なストリートと親切な人々、グレート・ソルトレークの近くにあるこの街は、モルモン教総本山の地として有名です。
市の中心はテンプルスクエアです。
テンプル・スクエア
高い塀に囲まれた一角には、立派な建物やモニュメントがあります。ガイド付きツアーに参加しました。
メイン・ゲストのすぐ近くにあるカモメのモニュメントは、1848年にあたりの作物が虫の害にあって全滅しかけたときに、どこからともなく飛んできたカモメによって危機を救われたという伝説から、1913年に作られたものだそうです。
Bingham Copper Mine にも行って、銅貨をお土産にしました。
その後、リノまでの長距離ドライブです。
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