grand canyon national park, petrified forest national park,
guadalupe mountain national park, carlsbad national park,
white sands national monument, great sand dunes national monument,
las vegas, el paso, santa fe, aspen, salt lake city
(8/7/1993〜8/15/1993)

夏休みに、アメリカの国立公園4カ所、国定記念物2カ所をドライブしてきました。
グランドキャニオンは今回2度目です。
前回は、ラスベガスから墜ちそうなプロペラ機で飛び、要所のみをツアーでまわった慌ただしい行程でしたが、
今回は自分の車で行き公園内に宿泊したので、日没も日の出も見ることができ、しかもサンダーストームに遭遇し、渓谷に光る稲光を見ることができました。
他の公園はアメリカ人にとってもマイナーな所のようで、のんびりした観光ができました。

1日目ラスベガスに宿泊。
2日目フーバーダムを経由してグランドキャニオンに宿泊。
3日目ペトリファイドフォレスト国立公園を経由してギャラップに宿泊。
4日目ホワイトサンズ国定記念物、宇宙栄誉博物館 を観光、エルパソに宿泊(2泊3日)。
5日目グアダルーペマウンテン国立公園、カールスバッド洞穴国立公園を観光
6日目サンタフェに宿泊。
7日目グレートサンドデューンズ国定記念物を経由、アスペンに宿泊。
8日目グレンウッドスプリングスの温泉プールで遊んで、ソルトレークシティーに宿泊。
9日目ソルトレークシティーからリノまで830q、8時間のドライブです。

をクリックするとそちらに移動します。
リノ ラスベガス フーバーダム グランドキャニオン国立公園 ペトリファイドフォレスト国立公園 ホワイトサンズ国定記念物 エル・パソ カールスバッド洞穴国立公園 グアダルーペマウンテン国立公園 サンタ・フェ グレートサンドデューンズ国定記念物 アスペン グレンウッド・スプリングス ソルトレークシティー



8月7日 walker lake
長距離ドライブの始まりです。
las vegas
golden nugget hotel $72+5.76(tax)
に宿泊しました。
カジノに子供は出入りできないので、交代でスロットマシーンをする位ですが、たいした儲けも損害も出たことがありません。
8月8日 hoover dam
フーバーダムは、今回2度目です。
高さ 726フィート(約221m)を誇るアメリカ最大級のこの大型ダムは、規模もさることながら、完成時期が 1935年 (昭和10年) というところが偉大です。まだ世界中が貧しかったその時期に、これだけのものを完成させた当時のアメリカという国の力がいかに突出していたかがうかがえます。
grand canyon national park
「宇宙から見える唯一の地形」といわれるグランドキャニオンは、コロラド川が数億年の歳月をかけて創り上げた「時」の芸術品です。
延々とつづく林の向こうに、いきなり広がる壮大な渓谷。全長460q、幅13〜30q、深さ1.6qという途方もないスケールです。
いきなり空が暗くなってきて、サンダーストームがやってきました。嵐自体はそんなに長時間におよぶことはないので、丁度ビジターセンターにいたのを良いことに、お土産品を物色していました。
園内の maswik lodge ($62+3.48(tax))に泊まりました。
キャニオンは一日のうちにも表情を変えてゆきます。夕陽を迎えたとき、荘厳な表情に変化します。
ウエストリムのパウエル・ポイントで三脚を立ててビデオを撮りながら、荘厳な日没に見入っていました。

イーストリムのグランドビューは、見晴らしが良く壮大な景観が見えるポイントです。
日の出とともに展開する大スペクタクルは、まさに地球の誕生を思わせます。
園内には谷底に降りるトレイルが何本もあり、その一つの途中まで降りて、引き返しました。
主人と二人だけならラフティングをするのですが・・・・。
こんな先っぽに立ってみたい人がどこにでもいるものですよね。
1989年9月のグランドキャニオン旅行はこちらです。
8月9日 petrified forest national park
「化石の森」の名のとおり、樹木の化石が散在する信じられないような光景が広がっています。
これが木だったなんて信じられません。とっても綺麗です。
NHKの「地球大紀行」にも登場したそうです。
gallup(new mexico)まで走り、best western redrock inn($75+8.39(tax))に泊まりました。
8月10日〜8月12日 el paso
エルパソは国境の町です。
アメリカでありながらストリートを歩くとメキシコ人がとても多く、メキシコの町の雰囲気がします。
8月10日〜8月12日(2泊3日)エルパソの best western airport inn ($100.80+14.10(tax)) に泊まりました。
 
ホテルに落ち着くと、やはりプールに直行です。
8月10日 white sands national monument
白い砂浜、というのはよくあります。美しい砂丘、というのもあります。でも、大陸の中にあって、巨大で美しくてそして純白な砂漠というのは、世界でもここだけらしいです。
その名は、ホワイトサンズ国定記念物。
ニューメキシコ州南部の乾燥地帯、低い山並みに囲まれた谷に、雪原のように白い砂漠が唐突に現れます。
公園の広さは596平方キロメートル、砂丘の暑さは高いところで9mにもなります。
TVのコマーシャルなどにときどき登場する風景ですが、意外に知名度は低いらしく、アメリカ人の観光客でさえあまり見かけませんでした。
ここは、タラロサ・ベイスンとよばれる細長い谷にあります。この谷の周りを山に囲まれており、斜面に降った雨が外へ流れ出すことができないため、谷の中央に石こうを大量に含んだ湖ができ、その名残が公園の南西端にあるルセロ湖です。やがて湖は干上がっていき、谷を吹き抜ける強風が石こうを細かく砕いてこの白い砂丘をつくっていったそうです。
この白一色の世界に、100種類もの動植物が生息しています。
谷には常に南西の風が吹いており、時おり、白い砂嵐に巻き込まれることもあります。
砂はこの風に運ばれて、砂丘全体が1年に6mも北東へ移動するそうです。
所々に、砂すべりをしたらしい名残の段ボールの切れ端があったりしましたが、うまく滑れません。
なつめぐは、生尻でそのまま滑って遊んでいました。結構楽しそうでしたよ。
今後行かれる方は、ソリを持って行かれることをお勧めします。
international space hall of fame
ホワイトサンズ国定記念物の北に、以前は核実験場として使われていた基地があります。
ここに、1982年3月にスペースシャトル・コロンビア号が着陸したのを記念して、アラモゴルドに建てられたのが、この宇宙栄誉博物館です。
アラモゴルドの南東、丘の中腹に見える近代的なビルがそうです。
中には宇宙開発史の展示や大迫力のオムニマックス・シアターがあります。
ギフト・ショップでは宇宙食や宇宙飛行士のワッペンも手に入ります。
8月11日 guadalupe mountain national park
テキサス州の西のはずれにあるグアダルーペマウンテン国立公園。
岩山の風景に特徴があるようですが、何故ここが国立公園なのかちょっと不明です。
トレイルも多数あるようなので、ハイキングをしてみると良いのかもしれません。
ビジターセンターに寄って案内を読んでみましたが・・・・。
8月11日 carlsbad caverns national park
エルパソの北東約240qにあるカールスバッドは、世界最大の鍾乳洞です。
アメリカはすべてにおいてスケールが大きいですが、この洞穴の広さはなんと首都ワシントンがすっぽり収まってしまうそうです。
1930年に国立公園に指定されましたが、いまだに調査、発見されていない部分があるそうです。
今からおよそ2億年前、このあたりがまだ海底だった頃の珊瑚礁(石灰層)が、約100万年前に隆起し雨水に浸食されてこの巨大な鍾乳洞がつくられました。
グアダルーペ山脈の東斜面、標高1343mのところにぽっかりと口をあけた洞穴は長さ30q以上、最深部は地表から312mです。
洞穴の見学ルートは2つ。
ひとつは、地上に開いた自然の入り口から降りていく3マイルコース。
もうひとつは、エレベーターで一気に地下229mまで降りてビッグルームという洞穴だけを見る1マイルコース。
洞穴内の温度は年間を通じて13℃だから、ジャケットなどを用意していくと良いです。
冬の間メキシコにいるコウモリ達は、初夏から10月ごろまでこの洞穴内に暮らしています。昼間は穴の奥野天井にぶら下がって眠っているのですが、日没と同時に餌を求めて一斉に飛び出してくる光景は凄いそうですが、私は見たくなかったので遠慮しました。
8月12日 santa fe
plaza de santa fe
1610年にスペインのフィリップ2世の命でつくられたプラザで、今は若者達の憩いの場になっています。
mission of miegel
サンタ・フェのストリートを歩いていると、たくさんの教会があります。
鐘が展示してありました。
何か謂われが書いてあったはずなのですが・・・・勿論忘れています。
何にでも登ってしまいます。
ゴメンナサイ!
芸術家のたまり場キャニオン・ロード
art gallery と studio が軒を並べる芸術家達の舞台です。
雰囲気のあるお店が一杯で、お庭も素敵でした。
この作品がめぐちゃんのお気に入りです。
アラメダ通りに面してあった白いテラスのお店で、一息つきました。
alamosa(colorado)まで走り、泊まりました($65.45+5.83(tax))。
8月13日 great sand dunes national monument
デンバーの南約150マイルに位置する偉大な砂丘群グレートサンドデューンズ。
ロッキー山脈の末端と不毛の砂漠の両方を有するユニークな地形です。
丘というより山です。
サングレデクリスト山脈のふもとを流れるメダノ川を境にして、見事に緑と不毛の砂漠とに分かれています。
8月13日 aspen
コロラドの山奥、アスペンは全米一のスキー・エリアとして世界的に有名です。スケールの大きなゲレンデはもちろん、パウダー・スノーの素晴らしさに魅せられてシーズンには多くのスキーヤーでにぎわうそうです。
が、私達が訪れたのは真夏で、スキーとは全く無関係な季節です。
アスペンはその昔、銀鉱山の小さな町だったそうです。しかし、銀が枯渇した後、美しい山々、森、川、湖、冬には良質の雪といった恵まれた自然環境を背景に、リゾート地及び音楽と文化の町として発展しました。
どこでもすぐにプールに直行です。
ここに泊まりました。
夏は涼しく、ホワイト・リバー・ナショナル・フォレストに囲まれているアスペンには金持ちの別荘が数多くあります。
近代的なショッピング・モールと木造のロッジ群、古いヴィクトリア風建物も点在しており、美しい町並みをつくりあげています。
7月8月は、全米および世界各国からミュージシャン志望の学生がやってきて、ミュージック・スクールに通っているらしいです。
町のはずれに建てられた大きなミュージック・テントでは、クラッシックを中心としたコンサート・プログラムが組まれているそうです。
8月14日 glenwood springs
コロラド川にかかる橋のたもとのところにあるプールが、世界一の温泉プールです。
夏にはデンバーからの家族連れが多いので、かなり混んでいました。
冬も雪景色を背景にもうもうと湯煙を上げ、ひと風呂という気分になるらしいです。
アメリカの温泉は全て水着着用です。
お忘れなく!!
橋の下がコロラド川です。
エキサイティングな激流下りはコロラドがメッカ。
ここは、グレンウッド・キャニオンの景色を眺めながらのラフティングが楽しめるのが特徴だそうです。
この橋から、ラフティングされている人たちを見ました。
salt lake city
プールで遊んだ後、ソルトレークシティーまで車を走らせ、doubletree hotel($89+9.65(tax)) に宿泊。
ソルトレークからのR80は、great salt lake desert を横断しています。
休憩所兼展望台みたいなのがあり、毎回ここで停まって塩砂漠を見ます。
ここまでくれば、旅行もほぼ終わりを告げています。
今回もよく走りました。
なつめぐも、つまらない長時間ドライブによく耐えました。
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