monterey, carmel, stanford university (5/25/1991〜5/27/1991)

週末を利用して、モントレー、カーメル、スタンフォード大学に行ってきました。

5/25/1991 Monterey
サンフランシスコから南へ200q、モントレー半島には美しい風景と青い海があります。
カリフォルニア文化の発祥地として知られるモントレーは、古くから良港として知られ、スタインベックの小説「キャナリー・ロウ」などで広くその名を知らしめたところです。現在、Cannery Row(缶詰横丁)はアウトレット・センターも含んだおしやれなショッピングモールに変身していますが、いたる所に往時のイワシ缶詰工場を彷彿させる風景が残っています。

モントレーで最も人気のあるスポットと言えば何といってもモントレーベイ水族館でしょう。キャナリー・ロウの端にあるこの有名な水族館は、豊富な海洋生物の展示で特に注目を集めています。高さ4.5mの巨大な水槽、海草の森(The Kelp Forest)は、世界で一番背の高い水槽として知られており、その前に立つと、まるで深い海の底にいるような気分にさせてくれます。また、愛らしいラッコやペンギンの水槽の前は、いつも明るい笑い声が絶えません。
この水族館では、世界の海洋環境に対する理解と関心を高めるため、一般教育活動や研究も行っています。
もうひとつ、モントレーの名所はフィッシャーマンズ・ワーフ(Fisher Man's Wharf)。ここの桟橋の下にはなんとアザラシの群れがおり、観光客が店で買って与える魚を待っています。フィッシャーマンズ・ワーフには美味しいシーフードのレストランが軒を並べていますので是非おためしあれ。
17マイルドライブ(17-Mile Drive)。
モントレーとカーメルを結ぶこの風光明媚なルートは、普通に走ればわずか30分ほどで終わってしまいます。しかしせっかく走るのなら、めいっぱい時間をかけて森や海岸線を走ってみたい。途中にはオットセイやカモメの休憩所や豪華なリゾート地帯、ぺブルピーチ・ゴルフリンクスなど見どころは山ほどあります。ゲートで地図を渡されますがコースは自由。番号通りにも、また自分のオリジナルコースでも走れます。
ルート1号線を南下してビッグ・サー(Big Sur)まで足をのばしてみました。ここは映画「ビッグ・ウエンズデー」の舞台にもなった有名な場所。映画の内容そのままに、ここにはいい波を求めて世界中からサーファーたちが集まってきています。ビッグ・サーにはショッピングモールも映画館もありません。ただひたすら壮大な自然と美しい海があるのみです。
ルート1号線はややカーブの多い急勾配の道ですが、ここへ来れば道沿いに素晴らしい海の景観が眺められます。特に夕陽はまさに映画の中に入り込んでしまったかと思うほどの美しさ。
ビッグ・サーはカーメルからわずか4マイルです。
5/26/1991 Carmel
芸術家の町カーメルは高級リゾート地であり、町並みが美しく洒落たお店やレストラン、画廊が多いです。
夏のビーチは海水浴の人たちでにぎわっています。
町のはずれにあるカーメル・ミッションは花が咲きみだれていて、カリフォルニアの歴史を感じさせてくれます。
5/27/1991 Stanford University
スタンフォード大学は1892年にレランド・スタンフォードによって創立されました。
ロマネスク様式の建物と広いキャンパスの中身は、東部の名門校に勝るとも劣らないトップレベルの大学です。
あたりの環境はとてもすばらしく、近くの湖ではいつもウィンドサーフィンやボート遊びをやっている人たちがおり、ジョギングやフリスビーを楽しむ学生達ののびのびした姿をみることができます。
大学を一望したいなら、Hoover Tower に昇ってみると良いです。
構内はかなり広く、環境、雰囲気抜群のキャンパスです。

1992年11月のモントレー旅行はこちらです。

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